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習慣 〜後編〜

読了までの目安時間:約 11分

 

習慣 〜前編〜 の続き!

 

 

ロンを修理に出してから、2週間が過ぎた。

 

ロンがいる生活に慣れていたので、なにかと不便なのは仕方ないし、全く寂しくないかというと嘘になる。

 

けれど、せいせいもしていた。

 

だって、一緒にいても、ロンの欠点ばかりが気になって仕方がない。

 

なんでロボットごときに、僕が気を使わなければならないのか。

 

電気屋さんが勧めるから買ったのに!

 

これじゃ僕は被害者じゃないか。

 

ロンがいない間、洗濯や掃除も自分でやらなきゃいけないし、ご飯も作ってくれないのでコンビニ弁当ばかり。

 

あの電気屋さん、使えないな〜。

 

というか、不良品を出荷するメーカーって、どうよ。

 

あ〜イライラする!

 

そういえば、今日も一日、最悪だったな。

 

会社の上司は、なにもわかってないくせにグチグチうるさく僕を叱るし、あの部下は何を教えてもまったく仕事を覚えない。

 

同期は仕事も出来ないくせに、上司と仲が良いってだけで、僕よりも出世して、自慢げに話してくるし。

 

あ〜、全く不公平きわまりない。

 

僕は取引先にも恵まれていないんだよなぁ。

 

あの男、頭悪いくせに無茶な注文ばかりしやがって。

 

あ〜、なんで、僕のまわりは、こんなにアホばかりなんだろう。

 

もっと理解のある上司や、出来る部下、優しい取引先に、完璧なロボットがいれば、僕はもっともっともっと成功できるのに!

 

周りの環境に足を引っ張られてるなんて、悲しすぎる...

 

あ〜、嫌だ、嫌だ、嫌だ!

 

そんなことを考えていると、無性に腹がたってきて、読んでいた雑誌をソファに叩き付けた。

 

跳ねた雑誌が床へ落ちた瞬間、携帯電話が急になって、少しびっくりした。

 

電気屋さんからだった。

 

ロンの点検・修理が終わったので、明日、届けてくれるとのことだった。

 

 

 

 

翌日、仕事を早く終わらせて家につくと、電気屋さんがロンを持ってきてくれた。

 

ロンを運びながら、電気屋さんが申し訳なさそうな顔をして、点検・修理の結果を教えてくれた。

 

結果はなんと!

 

 

異常なし!!

 

「えっ〜〜〜〜〜!!」

 

僕はマスオさんばりにのけぞって、その言葉に唖然としてしまった。

 

そんなことないでしょ!

 

だって、あんなにサボってばかり、文句言ってばかりのロボットなんて見たことない。

 

電気屋さんはさらに困ったような顔をして、取り扱い説明書を開いて僕に見せた。

 

そういえば、僕はロボットの取り扱い説明書なんて見たことがなかった。

 

「非常に言いにくいことなんですが、ここを読んでみてもらえますか?」

 

そう言って開いたページには、こう書いてあった。

 

このロボットは、「そっくりさん機能」によって、あなたと同じ人間性を持つこととなります。この機能によって、ロボットは次の予測候補の中から最適と思われる行動を選択し、お客様に快適な生活をお届けします。

 

===ご注意===

このロボットは、約3ヵ月ほどで、ほぼお客様と同じ人間性を持つこととなります。
お客様に悪い習慣があると、それも「そっくりさん機能」によって学習されてしまいますので、ご注意ください。

 

これを読み終わった瞬間、頭がくらくらしてきた。

 

それと同時に顔がほてって、汗が吹き出してきた。

 

電気屋さんに気付かれまいと必死になればなるほど、汗が吹き出してきた。

 

 

 

そう...

 

確かに、ロンが言っていた言葉は、僕が周りに対して言っていた言葉だった。

 

確かに、ロンの態度は、僕が周りに対してとっていた態度だった。

 

 

 

僕はロンのように、自分のことは棚に上げて、人の批判ばかりしていた。

 

僕が成功できないのは、全部あいつらのせい。

 

もっと稼いで大金持ちになりたいのに、あいつらのせいで、いつも仕事が遅くなって、スキルアップのために勉強をする時間もない。

 

あ〜、僕は被害者だ〜!

 

なんてね...

 

時間が出来ても、飲みに行ったり、パチンコとか行っちゃって、勉強なんてしやしないのに。

 

 

 

逆に僕が批判されると、やっぱり、ロンと同じ態度をとっていた。

 

例えば、いちいち叱る上司の思いやりのなさを理由に、自分の悪い行動を正当化していた。

 

僕はいつでも一生懸命やろうとしているのに、アイツがあんな態度をとっているから、僕はやる気をなくすんだ。やる気をなくすとミスも増えるのは仕方ないだろ。

 

そう、僕は悪くない。悪いのは、全部、アイツなんだ!

 

なんてね...

 

 

 

あぁ、ロンは僕なんだ...

 

あぁ、僕はロンなんだ...

 

 

 

呆然としている僕の様子を探るように、電気屋さんが説明を付け加えた。

 

「ちなみに、今回は修理がなかったので、データは消えていません。
もし、データを初期化したければ、このボタンで工場出荷時の設定に戻すことが出来ます。宜しければどうぞ。」

 

それだけ言うと、電気屋さんはそそくさと帰っていった。

 

僕は、電源が切れたままのロンを見て、しばらく考えていた。

 

 

 

どうすれば、ロンと仲良くやれるんだろう。

 

そもそも、僕は僕と仲良く出来るんだろうか。

 

人のせいにばかりして、自分の欠点から逃げてばかりいる人間を好きになれるんだろうか。

 

今まで全く意識していなかった。

 

いつの間にか、「うまく行かない理由を、全て人や環境のせいにする習慣」が身にしみ込んでいた。

 

自分は悪くない。

 

悪くない理由を強引につくって、一人で安心していた。

 

それが、どんなに馬鹿げたことか、今は、痛いほどわかる。

 

 

 

気付かないうちに、涙が出ていた。

 

僕は、今からでも変われるんだろうか...

 

 

 

ロンと過ごした3ヵ月が思い出される。

 

一生懸命、ご飯つくってくれたり、掃除してくれたりしたなぁ。

 

テレビのお笑い芸人を見て、一緒に笑ったなぁ。

 

そんなことを思っていると、

 

ふと

 

「ありがとう」

 

という言葉が浮かんできた。

 

最近、使った覚えがない言葉だった。

 

こんな当たり前の言葉。

 

幼稚園児でも、ちゃんと言える言葉。

 

自分はありがとうって言われると嬉しいのに、自分は誰にも言ってない。

 

僕は、自分に呆れて、もう笑うしかなかった。

 

 

 

ロンの電源を入れてみた。

 

胸のあたりにあるモニター画面に、起動中と表示され、目の光が点滅してる。

 

5秒くらいたった後、目の点滅が止まり、ロンが話しはじめた。

 

「やぁ、ハリー。しばらくぶり。まだ生きてたんだね。」

 

僕は一瞬イラっとして、データを初期化してやろうかと考えた。

 

でも、思いとどまった。

 

今、データを初期化しても、どうせ、また3ヶ月経ったら、今のロンに戻るだけだ。

 

 

 

僕は苦笑いして、

 

「お帰り。また、うちに来てくれて、ありがとう。」

 

と言うのが精一杯だった。

 

 

 


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